子どもの「好き」を、すぐ役に立つかで測らない
子どもが何かに夢中になっていると、親はつい意味を探したくなります。
「それは勉強につながるのかな」
「将来、役に立つのかな」
「いつまで続けるのかな」
子どもが大切だからこそ、そう考えるのだと思います。
時間には限りがあります。
学校のこともあります。
習い事もあります。
親としては、できるだけ子どもの未来につながることに時間を使ってほしいですよね。
わたしも、そう思うことがあります。
ゲームや動画に夢中になっている姿を見ると、少し心配になる日もあります。
その時間で、ほかにできることがあるのではないかと思ってしまいます。
でも最近は、子どもの「好き」を、すぐに役に立つかどうかで測らないようにしたいと思っています。
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子どもが好きになるものは、大人から見ると遠回りに見えることがあります。
意味がなさそうに見えることもあります。
ただ、その中には、本人にしか見えていない面白さがあるのだと思います。
ゲームなら、世界の仕組みを理解することかもしれません。
友だちと協力して何かを達成することかもしれません。
建物を作ることかもしれません。
キャラクターや物語を考えることかもしれません。
動画なら、好きな人の話し方を観察しているのかもしれません。
編集のテンポを感じているのかもしれません。
自分も発信してみたいと思っているのかもしれません。
大人が見えているのは、画面の前に座っている姿だけです。
でも子どもの中では、その時間にいろいろなことが動いているのかもしれません。
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もちろん、何時間でも自由にさせればいいとは思っていません。
生活のリズムも大切です。
睡眠も大切です。
家族で決めるルールも必要です。
ただ、ルールを作る前に、ひとつだけ聞いてみたいです。
「何がそんなにおもしろいの?」
この問いがあるだけで、会話は変わります。
親が評価する側ではなく、一緒に知ろうとする側に立てます。
子どもも、自分の好きなものを否定されずに話せます。
そこから、「ではどうすれば安心して続けられるかな」と考えることもできます。
時間の使い方も。
課金のことも。
知らない人とのやりとりも。
禁止する前に、一緒に見てみる。
判断する前に、少し聞いてみる。
その順番を大事にしたいです。
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子どもの「好き」は、すぐに将来の職業につながらなくてもいいと思っています。
今すぐ成果にならなくてもいいです。
役に立つかどうかがわからない時間も、その子の中に残っていくはずです。
好きなことを自分で見つけること。
夢中になって、少し深く知ろうとすること。
誰かに説明したくなること。
自分なりに工夫してみること。
こういう力は、教科書の中だけでは育ちにくいのかもしれません。
親にできるのは、子どもの「好き」をすべて正解にすることではありません。
その「好き」の中にあるものを、一緒に見つけようとすることだと思います。
わたし自身も、まだ手探りです。
AIも。
ゲームも。
VRも。
子どもたちがこれから出会う世界には、知らないことがたくさんあります。
だからこそ、すぐに役に立つかどうかを決める前に、少し覗いてみたいです。
子どもが夢中になっているものの中に、まだ見つかっていない未来の入口があるかもしれません。
最近、子どもが夢中になっていることは何ですか?