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ゲームの中には、もう“仕事”がある

前回、子どもたちは単にゲームをしているわけではない、
という話を書きました。

フォートナイトも。
ロブロックスも。

今の子どもたちにとっては、
友達と集まる場所であり、
コミュニケーションの場でもあります。

でも、ゲーム制作に関わっていて、
わたしが本当に驚いたのは別のことでした。

それは、ゲームの裏側には、
想像以上に「仕事」があるということです。

わたしはゲームを作れば終わりだと思っていた

正直に言うと、
フォートナイトのゲーム制作に関わる前は、
ゲームというのは作ったら終わりだと思っていました。

ゲームを作る。
公開する。
みんなが遊ぶ。
終わり。
そんなイメージです。

でも実際は全然違いました。
公開した後からが本番でした。

作るだけでは、誰も来ない

どんなに頑張って作っても、
誰も知らなければ遊びに来ません。

これはSubstackの記事と少し似ています。
記事を書いただけでは読まれません。

ゲームも同じです。

まず、知ってもらう必要があります。

だから制作者は考えます。
どうしたら遊びに来てもらえるのか。
どうしたら続けてもらえるのか。
どうしたら友達に紹介してもらえるのか。
そんなことをずっと考えています。

子どもたちが見ているのは、実はマーケティングの世界

ゲーム制作をしていて気づいたことがあります。

子どもたちは、遊びながらマーケティングの世界の中にいるということです。

人気のサムネイル。
クリックしたくなるタイトル。
続きが気になる仕掛け。
毎日ログインしたくなる仕組み。
友達を誘いたくなる設計。

全部、考えて作られています。
もちろん悪い意味ではありません。

でも、ただ偶然そうなっているわけでもありません。
そこには設計があります。

なぜ夢中になるのか

親から見ると、
「なんでそんなにゲームばかりやるの?」
と思うことがあります。

わたしも思っていました。

でも制作側を少し知ると見方が変わります。
面白いからです。

そして、面白くなるように作られているからです。

映画もそうです。
テーマパークもそうです。
YouTubeもそうです。
人が夢中になる仕組みを研究している人たちがいます。
ゲームも同じです。

学校では学ばない世界

ここで面白いなと思ったことがあります。

ゲームの裏側には、
学校ではあまり学ばないことがたくさんあります。

企画。
デザイン。
集客。
分析。
改善。
コミュニティ運営。

実際にゲームを作る人たちは、
そうしたことを毎日考えています。

つまり、ゲームは遊び場であると同時に、
ビジネスの世界でもあるのです。

だから親も少しだけ知った方がいい

わたしは、全ての親がゲームを好きになる必要はないと思っています。

わたし自身、今でもゲーム好きではありません。
でも、一度だけでも中を見てみる価値はあると思っています。

なぜなら、子どもたちが毎日過ごしている場所だからです。

知らないまま、「ゲームだから」
で終わらせるのは少しもったいない。

わたし自身、制作を経験したことで、
子どもたちが見ている景色を少し理解できるようになりました。

次回予告

ただ、ここで終わる話ではありません。

ゲーム制作を経験して、
わたしは少し怖くなったこともあります。

なぜなら、人が夢中になる仕組みは、
良い方向にも使えるし、
悪い方向にも使えるからです。

最近話題になることも多い「Brainrot」のような現象も、
偶然起きているわけではありません。

次回は、「なぜ子どもたちは、あんな動画を見続けるのか」
という話を書いてみたいと思います。

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